こんにちは。
三郷市の家庭教師 のぞみ先生です。
今回は実際に生徒さんに指導するときの流れをご紹介します。
「家庭教師ってどんな風に進むの?」の答えが知りたい方はぜひご覧くださいね!
保護者の方にやっていただきたいことも全て羅列してみますので、ぜひ最後までお見逃しなく。
ご紹介する生徒さんの指導状況
ご紹介する生徒さんの指導状況は以下のとおりです。
- 18:30から2時間
- 生徒さんのご自宅で指導
- 3科目
※生徒さんから許可をいただいて記事にしています。
それではこの生徒さんの指導の流れを見ていきましょう!
お宅に到着
15分前には生徒さんのご自宅の駐車スペースに到着です。
渋滞しがちな道を通るので早め早めの移動を心がけています。
早めについてしまってもお時間までは車で待機していますのでご安心ください。
ごく稀に渋滞に巻き込まれて遅れてしまうこともありますが、その時間分延長したりその後に予定があるようなら別の回で補充します。
申し訳ありませんが、私(のぞみ先生)が家を出てからのキャンセル・指導日変更のご連絡はキャンセル料として指導料金の100%が発生します。
初回の面談か指導の際に移動時間をお知らせしますので、それまでのご連絡をお願いしますね!
ご連絡のタイミング | キャンセル | 別日へ移動 |
前日 | 指導料金の25% | なし |
当日 | 指導料金の50% | なし |
直前 (のぞみ先生が家を出てから) | 指導料金の100% | 指導料金の100% |
ご自宅に訪問
指導時間の5分前になったらインターホンを鳴らします。
家の中に入れてさえくれれば大丈夫ですので、保護者の方ではなくお子さんの対応でも大丈夫です。
保護者の方さえいいのなら、指導中に保護者の方がご不在でも問題ありません。
もちろん何もご用意していただく必要はありません。
一昔前によくあった(らしい?)「家庭教師の先生と一緒に食事」やら「お茶とケーキ」やらは全く必要ありません。
むしろご遠慮します。
宿題の確認・雑談
生徒さんと対面したら、まずは宿題の確認から始めます。
丸つけをしている間、生徒さんはおやつを食べています。
お腹が空いていては勉強も手につきません。
私の指導では食べるのも飲むのもいつでも自由です。
前回の指導日から今日までであった色々なことを楽しそうに話してくれるので、聞きながら宿題のチェックを進めます。
おしゃべりは信頼関係を築くのに必要不可欠!
積極的に雑談を挟んで楽しく勉強するスタイルです。
宿題をやってきていない場合はなぜやっていないのかを聞きます。
やれなくても仕方がない理由がない場合はそのままお話(お叱り)タイムのスタートです。
学校では宿題を出さなくてもスルーされてしまうことが多く、「なんだ、やってこなくても怒られないならやらなくていいじゃん!」と思ってしまいがちな生徒さんにきっちり向き合います。
学校の宿題は、出さないでいるとその場ではスルーされますが、成績面ではきっちりマイナスになっています。
やれない理由が時間や量の多さに由来するなら、お子さんと一緒に「どれくらいならできそうか?」を考え、まずは「毎回きっちり宿題の範囲をやってくる」ことを当たり前にできるようにトレーニングします。
宿題の解説・間違い直し
宿題はやって終わりではありません。
せっかくやったのなら、間違えたところをしっかり直して覚えていかないと時間の無駄です。
お子さんによっては「間違いは悪」だと思い込んでいたり、早く終わらせたいからと答えを写してくることもあります。
しかし心配ご無用!
指導しているとお子さんの解けそうな問題、解けなそうな問題が把握できています。
怪しいと感じる時はどう考えたのか説明してもらったり、似た問題をそれとなく解いてもらったりと「ちゃんと解き方がわかっているのか、同じような問題もしっかり解けるか」を確認します。
学校ではどうしてもスルーしてしまうようなこともきっちりフォローできるのが家庭教師の強みです。
もちろん話すことを素直に受け入れてもらったり、「嘘をついてもすぐバレちゃうから意味がない」と思ってもらえるような信頼関係を築けるのも家庭教師ならではと思っています。
この宿題の確認がメインと言っても過言ではありません。
やりたいことのヒアリング
宿題の解説が終わったら、その日の指導に入ります。
のぞみ先生に決まったカリキュラムはありません。
お子さんそれぞれの目標を踏まえて、その時々で何を勉強するか相談して決めています。
「家庭教師にやれと言われたからやる」ではなく、「今の自分に必要だからやる」という意識に変えていくと勉強への態度も変わってくるのです。
もちろんそれとなくいい方に導いたりはしますが、あくまでも生徒さんの学びたいことをやるスタンスです。
この生徒さんは3科目の成績をなんとかしたいということで、テスト前以外はお子さんのやりたいことを優先して指導しています。
小テストがあるならその勉強や模擬テスト。
宿題の出来が悪ければ同じところの復習。
臨機応変に学習内容を設定できるのがのぞみ先生の特徴です。
この生徒さんは典型的な「言われたことしかやらない」タイプで勉強に消極的でしたが、今では自分の勉強しないといけないことを把握できるようになりました。
目標を設定し指導スタート
今回は「理科の授業がわけわからなくなりそう」とのことで理科のお勉強です。
目標は電池(今やっている範囲)について基礎を固めて問題を解けるようになることです。
教材は学校も使っている、テストによく出る問題集を使用します。
まとめページを使って説明し、例題を見ながらどんな問題が出るのか確認し、実際に問題を解いてもらいます。
時間がかかる語彙問題は宿題に回し、それ以外を実際に解いてもらいます。
初見の問題ばかりなので、その都度簡単に解き方をアドバイスして何分間か考えてもらいます。
この生徒さんは問題を解く時は当てずっぽう。
しかも考え方を教えても全く覚える気がない困ったちゃん。
自分で考えないと覚えないですし、そもそも当てずっぽうで正解してもそれは本当の意味の学力ではありません。
そこで1問5分ほどの時間を設けて、それでできなければ一旦終わり。
解き方を説明して宿題に回す…と言った具合です。
宿題を早く終わらすためには解説をしっかり聞いて、わからないことはその場で質問する必要があるので、生徒さんも積極的に勉強してています。
宿題でしっかり解ければそれでヨシ。
わかっていなそうなら宿題解説の時間にきっちり説明しなおします。
一度頑張って解こうとした問題の解説はぐんぐん頭に入るようで、もう一度解いてもらうとしっかり解けることが多いのです。
同じ勉強の仕方でも、お子さんによって刺さり方は全く異なります。
一番合う勉強方法を見つけるのも家庭教師の役割です。
宿題の設定
終了の時間が近づいたら、次回までの宿題を設定します。
次回までの日数やお子さんの予定(部活や行事・友達との約束)、問題の理解度などを踏まえて適切な量で設定します。
少なすぎず多すぎない宿題で学習習慣や自分の力だけで宿題を行う力を育成します。
ご家庭で一冊問題集を用意していただき、毎日1テーマやる、といったような設定をすることもあります。
もちろん普段から積極的に勉強ができるお子さんは、放っておいても復習ができるため何の宿題も設定しないことがありますが、この生徒さんは家庭学習経験がゼロ。
しっかり毎日できる量の宿題を設定していきます。
「宿題を家でしっかりやってくる」という感覚を当たり前にするのが目標です。
量を見極めないと完全にやる気を削いでしまうため、生徒さんに確認しつつ慎重に決めています。
保護者の方へご報告
指導が終わったら、生徒さんに保護者の方を呼んできてもらって今日のご報告です。
口頭で伝える場合や振り返りシートをお渡しする場合、LINEで後からご報告する場合などがあります。
学習カウンセリングの際にご希望をお聞きしますので、保護者の方の都合のいいものをお選びください。
ちなみにLINEでの報告をご希望の場合は、最後に保護者の方に出てきてもらわなくても構いません。
家庭教師終わりはどうしても忙しい時間帯になるでしょうし、直接の報告でなくていい場合はそのまま生徒さんに見送っていただく形でも大丈夫です。
これにて指導終了になります。
保護者の方がやることはほぼありません
ここまでみていただいたのが家庭教師の流れの一例でした。
保護者の方にやっていただくことは特にないのがわかっていただけたでしょうか?
お家にいるけど忙しくて対応なんてしていられない!なんて方もどうぞ安心してご利用くだされば幸いです。
今回は生徒さんのご自宅で行う場合の流れでしたが、それ以外にもカフェや公共施設などで行うことも可能です。
つまり保護者の方が全く関与しない方法でも指導可能ということ…!
お子さんの勉強に関して悩みがあるけど、家庭教師はなんだか大変そう…
そんな方の不安を解消できる内容になっていたら嬉しいです。
このほかに質問や不安がある方は、公式ライン・ツイッター・お問い合わせフォーム・この記事のコメント欄など、どこでも大丈夫なのでご連絡くださいね!
このようにこのコラムでは、家庭教師を行う上での不安解消やご自宅での勉強に関することを投稿していこうと思っています。
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